第17回世界ジュニア女子選手権大会(U-20)におきまして、全日本ジュニア女子チームが銀メダルを獲得しました。
全日本ジュニア女子チームメンバーとしてこの大会に出場したデンソーエアリービーズの「堀江彩選手」が銀メダルを手に、銀メダル以上に輝く笑顔でチームに戻り、今の気持ちを語ってくれました。
代表選出から国内合宿、大会を振り返っての感想を聞かせてください。

まず代表に選出された時は本当に嬉しかったです。選出されたからには責任と自覚を持ち、精一杯戦おうと決意しました。
でも、国内合宿、ブルガリア遠征、すごく辛くてしんどい時期もあり、チームがバラバラになりそうになりました。そういう時には、もう一度みんなで支えてくれている人たちのために、応援してくれている人たちのために、選考にもれてしまった人たちのために、何をしなければならないか、何回も何回も自分たちを見つめ直しました。
そして、ここまでみんなで成長でき、銀メダルという素晴らしい結果もついてきて本当に幸せです。ありがとうございました。
一番強く心に残る試合と、その理由を教えてください。
前回の世界選手権ユース大会で優勝し、今回も優勝候補と言われていた「トルコ」と準々決勝で対戦して勝った瞬間が一番心に残っています。周りの誰もがトルコの勝利を確信していましたが、自分たちの心がつながりトルコに勝てたことがすごく嬉しかったです。ここから勢いに乗ってイタリアにも勝ち、決勝まで行くことができました。この瞬間は忘れられません。
この大会で得られた自分自身のプレーに対する手応え、今後の課題を教えてください。
私がこの大会で得られたことは、プレー面ではディグ(スパイクレシーブ)の強化です。練習で強打レシーブを何度も何度も繰り返し、目を慣らして強打もどんどん上がるようになりました。でもまだまだ正面にきたボールしか上がらなかったり、前にフェイントが落ちたりしたので、スパイクはもちろんレシーブをもっと追及して向上できるように今回の経験を活かして頑張ります。
ファンの皆さま、今後の「堀江彩選手」の活躍にご期待ください!